香典ではお金を入れる際に気を付けなくてはいけないことが何点かあります。
例えば5000円を入れる場合です。
まずは新札ではないかどうかを気を付けましょう。
新札は結婚式や出産などのおめでたいとき、またはお礼などに使うものです。
新札を使うということは、不幸を前もって用意した、という意味にとられてしまいますので注意が必要です。
香典には使い古したお札にすることが良いとされます。
もし手元に新札しかない場合は一度折り目をつけましょう。
5000円札1枚でも、1000円札5枚でも、どちらでも大丈夫です。
そして次に入れ方ですが、肖像画の向きを下にして香典袋にいれるようにしてください。
香典袋の裏面に対してお札が表を向くようにします。
中袋を開いたときにお札が下側になるようにしてください。
地域によってさまざまなのですが、一般的にはこのように悲しみやお悔やみに顔を伏せるという意味で肖像画は下向きにすることが多いとされています。
香典を用意するときには注意する点がいくつかあり、正しいマナーを知っておく必要があります。
香典の場合は新札を避ける必要があります。
手元に新札しかない場合は、お金に折り目をつけて香典袋に納めると良いです。
使い古した汚れているお札やしわくちゃなものなどは失礼にあたるので、気を付けた方が良いです。
香典袋にお金を入れる際には正しい包み方があります。
例えば5000円札を入れる時は、中袋を表向きにして5000円札を裏向きの状態で入れます。
上下は袋の底にお札の下がくるように納めるようにします。
お札に描かれている人物像が、取り出した時に見えないように配慮するのがマナーになります。
中袋が無い場合は、袋の表側にお札の裏がくるように包みます。
友人や会社関係などで葬儀に参列することが多くある方は、マナー違反にならないように正しくお金を包む必要があります。
お札の入れ方は地域によって変わってくる場合があるので気を付けた方が良いです。
◎2024/3/1
情報を更新しました。
>香典の奇数渡しの意味とは?正しいマナー解説
>失礼のない香典の準備 新札の扱い方を解説
>故人を偲ぶ心遣い・香典のマナーと左開きの意味
>香典と宗教の違い知っていますか?異文化理解のすすめ
>香典の大字表記ガイド:マナーと正しい形式
◎2023/5/8
情報を更新しました。
>通夜や葬儀に持参する場合の適切な香典の金額とは
>葬儀向きの香典袋選びで注意したい水引の色の知識
>間違えないよう注意したい香典の正しい表書き
>香典を渡す場合に気を付けたいタイミングとは
>香典を送るときに添える手紙の文例を紹介します
◎2022/7/10
情報を更新しました。
>香典を受け取ったときには課税対象になるか
>香典を辞退する場合の注意点とその対応方法
>社葬の場合の香典の相場と注意すべきマナーとは
>葬儀に参列できない場合の香典を渡す適切な時期
>香典の持参方法でタブーとなることはどのようなことか
◎2021/8/31
コロナ禍は香典を郵送
の情報を更新しました。
◎2021/7/13
5000円札の向きは?
の情報を更新しました。
◎2021/4/15
サイト公開しました